【01〜37】起附勝歌仙「十三夜」の巻松永静雨捌(全38碑)
2006年6月4日行軍B ずらっと並んだ38碑、ここには愛媛昭和連句草創の地と書かれていた。いくらなんでも、38碑は多いので、ここではあえて省略。目 次の一覧表には全句が掲載されている。 場所的に、(当時は)絶対車でなければ行けないところで、「あっとえひめ」の最終回(その後2回追加あり)に単独で出かけてきた。 こ こはひとつの碑に38の句が刻まれているのだが、その理由が判った。これは連句であり、句碑には「愛媛昭和連句草創之地」と書かれている。連句とはその名 のとおり、ひとつの句の後ろに「七・七」と続けていくものである。そういうわけで、この句碑には何十という句が刻まれていたようである。 |
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【38】山寺尓太刀をいたゝく時雨哉(夏目漱石)
2006年6月4日行軍B 山の中腹にあるお寺まで歩くの?と思ったところ狭いながらも車であがることができた。 この句は明治二八年一二月一四日に夏目漱石が湯山を散策する途中、円福寺を訪れて詠んだ句である。南北朝時代に新田義貞の子義宗がこの
地にやってきたとされ、ここに鎧と太刀が納められているという。 |