松山句碑めぐり(味生)

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【01】山西町 常福寺(味生)

【01】有たや詣る心は有明乃我らやて託す身となる(横田弥太広)

【02】三役の志こを踏んだか初登り(横田弥太広)

【03】村人に尽し賜うた真心を称え奉らん幾年までも(横田弥太広)

2005年8月7日行軍B

常福寺は平田町にもある。俳句の里巡り城北コースで森田雷死久ゆかりのお寺である。こちらは、先ほど行った浄明院も関係ある末寺の一つで、行基菩薩がこの寺の11面観音像を作り、開眼供養をしたという。

【02】大可賀 三津公園味生

【04】造作なふ共に消えけり雪仏(大原其沢)

【04】明月や丸うふけ行ものゝ影(大原其戎)

2004年9月5日行軍A(俳句の里・三津(5)、旧城北(5))

大 原其沢は松山藩御船手大船頭を務める傍ら、俳諧の世界にも身を置いたといわれ、その子大原其戎もまた同様の道を歩んだ。大原其戎は明治13年三津に明栄社 をおこして、月間俳誌「真砂の志良辺」を主宰した。明治20年には正岡子規が彼の元へやってきて、以後彼を師としたという。

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