愛 媛 を 歩 く ! 走 る ! |
国土地理院の規定に基づき、同2万5千分の1の地図へのリンクをしています。 |
> 愛媛の散策へ > 愛媛の散策へ > 愛媛を歩く!走る!へ > 第1話 |
北 条 鹿 島 松山市久万の台の自宅から北条港までは約15キロ、往復約30キロ。前回8月20日に同じ程度の自転車特攻隊を達成したかずまるであるが、今回はどうなるのであろうか。 が、朝から雨。なんで?最近の気象台は明日の天気も当たらないのか?と思ったが、10時頃には雨が上がる。しかも、インターネットサーバであるCATVの不調でインターネットにつながらない。役に立たん。少々画面の小さい携帯電話ですぐには雨が降らないことを確認して10時35分頃に出発する。 上の写真は粟井坂。これを国道側から見ると、一番下の写真になる。このあたりで約10キロ、出発して約1時間。かずまるが一番つらい時かもしれない。 旧北条市内の旧国道は予想以上に歩道事情が悪い。なんと言っても、北条へ向かう側の歩道がないところが多い。仕方なく、1本海側の道路を走ったりするが、道がかなり複雑で、海に出たり旧国道に戻ったりして、かなり無駄な動きが出る。旧北条市が松山市に吸収合併された理由もわかるような気がする。 そして、苦労の末、出発から2時間30分。13時05分頃。ようやく北条港へ到着する。13時23分発の船で鹿島へ。 さて、これだけ接近して撮影すると、そうは見えないが、遠いところから、海にぽっかりと浮かんだこの形は、宇宙戦艦ヤマト2に出てきた、白色彗星帝国の都市要塞ガトランティスが地球に着水したシーンに見えない? 鹿島にはその名のとおり鹿が多い。飼育されている鹿の他に野生の鹿もいる。ここの鹿は結構人になつきにくく、凶暴であると書いてあるが、飼育されている鹿はさすがに無節操である。 鹿島へ渡る人はがらがら状態であるが、2組4名ほどの人はその後伊予北条駅へと向かっていた。意外に公共交通機関利用者がいることに、ほっとした。 北条港に14時15分頃戻って、伊予北条駅へアンパンマン列車タイム!やはり、駅にアンパンマン列車を見に来る人を見ると、子供だましだと言われても、まあ、いいじゃないかと思ってしまう。 14時30分頃伊予北条駅を出発して、いよいよ帰路に着く。が、まだあと15キロ。それこそ、宇宙戦艦ヤマト第24話最後にヤマトがイスカンダルへ近づくところで「・・・ヤマトよ。まだ旅路は長い・・・」状態である。 帰りの旧国道には一応歩道があるのだが、実に状態が悪い。かずまるは道路側溝のU字型トラフの上を橋っていたせいか、「手がしびれる」という。当たり前だ。仕方なく、柳原駅を過ぎたところで、国道(バイパス)へ向かうことにする。少々遠回りになるが、歩道状態がよい。 粟井駅手前のいつもの写真撮影場所で、かずまるは遊戯施設で休んで(?)、私は11Mを撮影して、15時頃に出発する。が、国道へ向かうには結構上り坂がある。かずまるは水平方向には体力があるが、とにかく上り坂に弱い。まあ、年齢を考えると仕方ないが、なんとか国道へ出てしまうと、やはり道路状態が非常によい。粟井坂の国道にはトンネルが2つあるので、上り坂が心配だったが、勾配3%以下に抑えられていると言うのは大きく、かずまるもなんなく登る。これなら、次の24Mにいつもの場所で間に合う。24M通過まであと5分、トンネルはあと250メートル。大丈夫、間に合った。 後は、かずまるの体力を考えて、頻繁に小休止をとるという方法で帰る。あと5キロをきるとかずまるも元気が出る。が、なんと、あと1キロ少々というところで雨が降り始めた。が、一応雨の対策はしている。もう大丈夫だ。ということで、16時頃に自宅に帰った。そして、その30分後に雷雨に見舞われたのであった。 翌日は松山空港経由で「句碑巡り」で西垣生のお寺へ行ってきた。この日も雨にたたられながらの行軍で、往復約20キロ。所要時間は雨宿りを含めて約3時間。かずまるは元気に帰ってきたのであった。(2005.09.11、撮影2005.09.10、2005.09.11) |
> 愛媛の観光へ > 愛媛の散策へ > 愛媛を歩く!走る!へ > 第2話 |
県立とべ動物園 松山市久万の台の自宅から県立とべ動物園は約14キロ、往復約28キロ。前回8月20日に途中の森松まで行ったので、感覚的には慣れているが、重信川から先の最後の上り坂を制覇することができるのか。 とりあえず、8時15分頃に家を出て、8時41分古町発の坊っちゃん列車で上一万まで行き、同電停9時07分発の城北2番線で9時21分に古町へと戻ってくる。さあ、ここからが出発である。 北条方面と違うのは、松山の市街地を抜けなければならないことと、意外に石手川を越す橋がないことである。旧国道33号の立花橋が最短距離なのだが、ご多分にもれず、旧国道に歩道が整備された道がない。しかたなく、前回同様、国道56号を南下し藤原町付近から、室町〜拓川〜南環状線へと続く、通称はなみづき通りを南下し、最近できた2車線道路を東へ進んで国道33号へと出る。 ここまでで約8キロ。あと6キロ程度。感覚的には愛媛マラソンが参考になる。国道をどんどん南下して、10時30分頃には旧道の森松を抜け、重信川に出る。11キロに約1時間10分、まずまずのペースではある。ここで休憩。今日は森松観月祭とかで、出店の準備に追われている。祭り好きのかずまるは、一瞬動物園よりも・・・と思ったらしい。 重信川を越え、伊予川内線を越えると、いよいよだらだらとした上り坂が始まる。が、今日のかずまるはその先に動物園と言う目標があるせいか、弱音をはかない。 さて、長距離(といっても片道15キロ程度)の移動の際の心得としては、とにかく大休止をとると立ち直れないである。先ほどの重信川河川敷で約20分。この間にかずまるに肉まん1個を食べさせた。あとコンビニのおにぎり1個というのも量としてはちょうど良い。水分は少量ずつこまめに与えるのが良い。 今までの経験からは、水分補給は10分置きに、喉を湿らせる程度。次の水分補給時は小休止。これを繰り返して、40分置きに肉まん1個かおにぎり1個を与える。実際にはそううまく小休止がとれるはずもないから、それくらいのつもりでいたら、40分サイクルのつもりが(実際には小休止の時間だけ後ろへずれるから)大体1時間サイクルになる。だから、前週妻が昼夜仕事の時「昼食、夕食で5000円まで」と言われると、どこが昼食か困ってしまう。まして、水分をケチるということは倒れろ!と言っているようなものである。こまめに水分又は食事を与えて、血糖値を下げさせないようにするのがよさそうだ。 動物園の入場口は標高約90メートルの小高い山の上にある。道路からの進入口で約65メートルだから、ここから25メートル一気に上る。愛媛マラソンでは41キロ手前でこんな坂があるのである。動物園到着は11時30分。まあ、そんなものであろう。 ただ、普段と違うのは、いつもは往復が自家用車だから、園内が目的地となるが、今回は復路14キロが待っている。遊び疲れていいのか?と思ったが、しっかりと3時間遊んでしまった。途中、昼食は後を考えて、二人とも「うどん」「ラーメン」。かずまるには「うどん」がよいと考え、おもちゃ付きのお子様ランチを却下した。 動物園を出たのが、14時30分頃。帰路しばらくは下りである。最初の急坂はむしろ心配であったが、なんとかクリア。国道33号に入ると、重信川堤防の手前まで緩やかな下りが続く。 帰りは国道33号を北上して、往路は避けた旧国道33号を通り、伊予銀行本店前交差点で坊っちゃん列車を撮影する余裕も見せながら帰路に着いたのであった。今日もかずまるは元気に帰ってきたのであった。 翌日は「道後村めぐり」を親子3人で自転車特攻隊でやってきた。さすがに歩くよりは遥かに速い。が、順調よく道後温泉へやってきたところで、とんでもないことが起こった。道後温泉駅で駐輪中、アイスを食べながら休憩していると、突然かずまるの自転車の方向で「ボン!」という音とともに煙が舞い上がった。すわ、爆竹か?テロか?と、一時付近は騒然としたが、すぐに人気はなくなった。が、場所がかずまるの自転車なので行ってみると、前輪のタイヤが粉々になっていた。 というわけで、この日ついに自転車を買い換えた。今までとはタイヤの大きさが全然違うわけで、これで今治までの45キロも夢ではなくなった。(2005.09.18、撮影2005.09.17、2005.09.18) |