愛 媛 の 散 策

 

愛 媛 を 歩 く !

 
国土地理院の規定に基づき、同2万5千分の1の地図へのリンクをしています。

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太山寺〜高浜(松山市:低山登山)

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2005年4月16日(土)、前回、山登りに関しては国土地理院2万5千分の1の地図が役に立たない場合があるということを知った。今回は、とりあえず散策に関するホームページで、実際に行くことのできそうな場所を選んでみた。というわけで、太山寺から高浜へ抜けるのであるが、はたしてどうなるか。

13時43分に予讃線伊予和気駅で下車し、9Dアンパンマン列車を見送ってから、太山寺行きのバスに乗る。このバスは自宅の最寄のバス停から直接行けるのであるが、和気駅前から久万ノ台間は250円、JR伊予和気から松山間は210円、しかもJRは定期券を持っているし、松山駅から久万ノ台まででも最大で200円であることから、坊っちゃん列車乗車を兼ねてJR利用となった。太山寺までの行程の間にお遍路さんの姿を結構見かける。彼らは伊予和気駅まで歩くのであろうか。

なお、このルート、運転免許センター行きも含めると、30分毎運行なのであるが、太山寺行きに限ると1日4往復しかない。運転免許センター行きのバスの場合は片廻で下車することになる。

終点太山寺バス停で下車して、一路太山寺をめざす。時刻は14時30分頃である。昨年秋に「俳句の里めぐり・城北編」で苦労した思い出がある。が、地図を見ると、太山寺本堂まで行ってしまえば、上り坂はあとわずかである。

太山寺の直前に右へ向かう道がある。ちょうど地図の道と同じカーブである。そこで掃除をしている人にみちをたずねると、この道ではなく、太山寺へ行くよう言われる。太山寺には着いたが、その向こうに続くはずの道がわからない。明日ちょうど月に1回の催しがあり、その準備をしている人に聞くと、「一度下って・・・」という。「いや、山道を歩きたいのだが」と言っても、「一度下って・・・」「もういい」かずまると強行突破をする。すると、本堂の向こうにそれらしき道がある。それはさきほどこの道ではないと言われた道であった。どうも、この付近の人は不親切なのか?地理感が全くないのか?

山道にはいると、結構整備された道である。案内標識もあって、間違えようもない。かずまるでも無理なく歩ける山道であるし、上り坂の残りも知れている。案の定、すぐに峠を越えて、瀬戸内海側が見える。バス停からでも30分ほどの距離である。

峠では三叉路になっていて、案内標識は南西方向を向いている。その方向へ歩いていると、どうもまっすぐ高浜5丁目へ向かう道とは違うようである。峠を越えたはずなのに、上り坂もある。

谷の方向が完全に北側を向いた頃、三叉路が現れて、案内標識が下方向を向いている。ここが地図で言えば、高浜トンネルの「浜」と経ケ森の「経」の間付近ではないか、と考えられる。そのまま降りても良いが、我々は結局、梅津寺方面へ行くことになる。一応道も整備されている。案の定、案内標識はぱたりとなくなったが、眼下に梅津寺パークが見えるようになってくる。

少々坂を滑り降りるところもあったが、多分我々は高浜トンネルの「ト」の左下にある道へ出たのだと思う。そのまままっすぐ梅津寺へと降りていく。

梅津寺パークではちょうど「マジレンジャー」のイベントが終わったところであった。「俳句の里めぐり・城北編」の梅津寺がまだ見つけられていない。もしかして?と思って入園したのであるが、結局見当たらなかった。一体どこに?ともかく、時間にして1時間ほどの行程の散策が終了したのであった。(2006.02.23、撮影当日)

 

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道後温泉〜淡路ケ峠〜繁多寺(松山市:低山登山)

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以前、新聞で松山市立桑原中学の生徒が中学校の裏山山頂の展望台へ片道30分かけて掃除に行ったという記事があった。地図を見ても、一応道を示す点線がある。というわけで、2005年4月30日(土)に出かけた。

道後温泉から実母を見舞いに行き、道後姫塚から東野までバスで向かう。本当はこの区間は「道後村めぐり」を兼ねて移動する予定だったのだが、手帳を持ってくるのを忘れてしまった。仕方ない。東野お茶屋はまたにしよう。

東野バス停は「東野二丁目」の西、標高「53m」の表示の交差点にある。バスを降りて、近くにあるコンビニで昼食を買って出たのが12時45分、そこから東へ向かう。途中、昨年までの隣係の上司に出合った。「一番池」の南西にある池から谷沿いを上がっていく。地図では表記がないが、住宅地図では細い道があって、途中から急坂で上るようになっている。実際、さきほどの無名池から尾根沿いに南下する道は見当たらなかった。

桑原変電所から東へ向かう送電線が2本あるが、南側(東に284の表記のある方)のところで、舗装道路は尽き、そこから二股になって山道が始まる。どちらも四国電力の鉄塔表記がある。とりあえず、目指すは西側の鉄塔であるから、この標識のとおり行けば鉄塔まではいけると思われる。が、実際は上のような、とても道とは思えないような道であった。中学生が通ったはずだし、四国電力のメンテナンス道路なのだからと、木をラッセルしながら30分ほど登ると、目的の鉄塔に出る。ここからの眺めが下の写真である。

鉄塔まで出てしまうと、尾根沿いに縦走する整備された道が現れる。まっすぐ南へ歩いて約10分少々で展望台が現れる。頂上へ着いたのは午後2時頃。急坂を登り始めてからは約1時間弱である。地図では先ほどの鉄塔から南へ500mほど南下した場所の頂上である。

先客の男性がベンチで寝ていたが、すぐに我々の登ってきた方向とは逆方向へ降りていった。彼には下の風景を見てどこがどこだと説明してもらったから、地元の人のようである。そして、すぐに親子連れの4人がそちらから姿を現した。つまり、帰りは南方向から降りられると言うことである。というより、南側のほうが一般道であって、中学生もその道できたらしい。結構地元の散策道になっているようである。

この展望台は「淡路ケ峠」で、この展望台を含む登山道路が整備されたのが平成10年2月だという。立て札があって、その説明文によると、この場所は標高275mで、元々は道後湯築城の砦として設けられたという。

展望台では昼食をとった後、先のアンパンマン列車スタンプラリーの景品である敷物がのすごろくで時間をつぶす。結局頂上に1時間以上も居座った。

帰りは、南側の登山道を下るが、こちらのほうがはるかに道路事情がよかった。標識もあり、途中ベンチもある。だが、この道も地図とは少々違っていた。地図で「下の図へ移動」をしていただき、地図を見ていただきたい。南側にさらに2本の送電線が並んであるが、まずその北東の三叉路が見当たらず、というより、整備された道のため、気づかなかったこともあろう。が、その整備された道は、その三叉路付近から地図上の道をはずれ、南西方向へ向かい、送電線を2つともあっさりとくぐっていく。そのまま急坂を下って、再び点線の道へと出て、繁多寺の池へと出た。

さて、これで一応山歩きは終わったわけであるが、ここから伊予鉄道横河原線は非常に遠い。が、この場所はかつて住んでいたところに近いし、この近くにある「媛彦温泉」にもよく来たので、そのままかつて住んでいたアパートの前を通って、福音寺まで歩いたのであった。。(2006.02.23、撮影当日)

 

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