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松山城(松山市:低山登山) 松山市内の中心部にそびえる、高さ136メートルにある低山。坊っちゃん列車に乗車していると、車掌から「松山城は加藤嘉明が築いたお城で、別名勝山城又は金亀城とも呼ばれ、高さ約136メートルの山の上にそびえています。加藤嘉明は、関が原の戦いで手柄をたて、松山約20万石の大名に抜擢され、8年をかけ天守閣を、その後20年の歳月をかけ城下町松山を築きました」と紹介される。 頂上までは、20分もあれば登れる。付近のオフィス街では、昼休み時間中に松山城まで登ってくる者も多い。しかも、途中まではロープウェイとリフトがある。というわけで、4月1日(土)に登ってみる。 松山城の西側にある大峰ケ台総合公園、その左手に岩子山と続き、松山市内の低山が連なっている。 北西方向にある興居島、中央に見えるのが小富士山で、今年中に登る計画をしている。 帰りは西側登山道を降り、二の丸庭園に寄る。そこから見た松山城がこれである。(2006.04.02、撮影は出撃日) |
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谷上山第2展望台(伊予市:低山登山) 4月8日(土)多分今日はどこも花見客でにぎわうのであろう。というわけで、本格的な低山登山に出かけることにした。自家用車で行けばなんでもない谷上山というより、えひめ森林公園であるが、公共交通機関を利用すると、結構難しい。JR伊予横田駅から登るコースが浮かぶが、高低差を考慮して、裏側の砥部町七折から登っていくことにした。 砥部町七折へは伊予鉄立花駅からバスに乗る。七折行きのバスは午前中1便のみ。運転士も心配になったのか、「折り返しは夕方までありませんよ」と声をかけられる。 が、ここから伊予市、又七折の南にある外山から伊予市両沢までは県道がつながっていることもあって、意外に近いことがわかっている。が、七折から谷上山方面へ歩いていく登山客は多分いないのではないか、と思う。 終点七折を9時21分に下車する。地図閲覧サービスでは、谷上山第2展望台をさしているが、そこから東側へ1スクロールしていただきたい。バス停は七折の「七」のあたりである。標高は120メートル位。 歩き始めると、すぐに村川の桜と菜の花が同居した河川敷が現れる。砂防堰堤があるから、多分その関係で整備したのだろう。おーい、ここが目的地ではないぞ!と思うくらい、かずまるはここで騒いでいる。いきなりクライマックスがやってきたようだ。このあたりは七折地区のボランティアが道路の脇を含め手入れをしているようだ。こんな街角に出会うとうれしくなる。 800メートルほど進むと、山を登り始める。が、さらに800メートル、標高約190メートルまで登れば、すぐに伊予市側へと降り始める。この下が大谷池であるが、なんだかおかしい。池の水がない。2キロほど歩いて、堰のところで休憩したが、なんと池は改修中で、水がほとんどなく、鴨もいない。 今日は花見の最盛期である。桜並木というところまではいかないが、桜の下や色々な木々の中をとろとろと歩くにはちょうどよい。休憩をしたところで、11時、ここまでで約1時間45分。標高110メートル付近まで下ってしまった。 が、我々の本当の登山はここから始まる。800メートルほど歩いて、森林公園の管理棟をすぎると、展望台まで本格的な登山が始まる。しばらくすると、九十九折の道の上に展望台が見え始める。が、歩いて登ろうとする者にとっては、遥か彼方の展望台のようにも見える。 自動車が行きかう道でもあり、迷うことのないのが幸いな中、森林公園の管理棟から約40分、ちょうど正午頃に展望台へとたどり着く。先ほどの休憩地からは約2・7キロ、標高は290メートルほど。 あいにく、風が強く、さらに霞がかかって眺望はイマイチではあったが、伊予市の街が眼下に見える。南側には谷上山と更に向こうには、いずれ挑戦しようと思っている明神山が見える。 展望台の廻りには、満開の桜がもてなしてくれる。たくさんの人が桜に見とれているが、歩いて登ってくる者はごくわずかであろう。が、なかなかのロケーションである。 展望台を少し西側へ降りたところらは、公園があって、自動販売機もある。そこには、近所の家族もいた。しばし歓談をしていたが、我々は5時までには帰らなければならない事情もあり、13時20分頃には公園を後にする。 そこからは西側に降りて、まっすぐに伊予市の街中をめざす。約2キロほどで標高約60メートルにまで降りて、松山自動車道の下をくぐる。さきほど登った展望台がすでに小さく見える。 そこから2・5キロほどで14時30分頃、無事伊予市駅へと到着した。本日の行程は約11キロ弱、高低差は最大で上り180メートル、下り285メートルといったところ。少々体力を使った花見行軍であった。(2006.04.09、撮影は出撃日) |
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