愛 媛 の 散 策

 

愛 媛 を 歩 く !

 
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本尊山(伊予市双海:低山登山)

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いよいよ、松山から離れた山をめざす時がやってきた。といっても、場所は松山からはJRで30分程度、山の標高も187メートルという低山登山には違いない。

4月22日(土)松山駅9時11分発の列車で伊予上灘駅をめざす。その15分後にトロッコ列車が走る。走る場所は判っているし、かずまるは乗りたいといっているが、この列車はJALと提携された臨時列車であって、我々は乗ることができないし、時刻表にも載ってない。せめて、上灘で見られたら、と思う。

さて、今日は当初の予定では、昼過ぎから雨なのだが、すでに天気予報のレーダーでは雨雲が近づいてきている。まあ、降ったら降った時のことよ!という気分で出かける。傘も合羽も持ってきて、装備は万全である。

9時42分伊予上灘着。めざす本尊山はというと、げげっ!思った以上に急斜面だ。あれを登るの?と思わせる山である。レーダーでは、あと1時間程度で雨雲がやってきそうだ。ともかく、一度松山方向へ折り返す。

上灘川を越え、地図にはっきりと出ている神社の途中にある道をすぐに左へと折れる。まもなくあるJRの線路もそのまま渡る。が、いきなり三叉路で迷う。が、近くに農作業の方がいて、まっすぐに行くよう教えてくれる。

思ったより荒れた道が続き、私もかずまるもバラ線で1度だけ引っかき傷を作る。登山道は意外と石にコケがついていて、私の履では結構すべる。雨は降ってこないが、降り始めたら下りの方が気になる。

最後は、木で造られた手すりを手繰りながらよじ登る形で、10時10分頃には頂上付近の広場に到着する。頂上はもう少し上だが、ものすごい絶壁でこれ以上とも思わない。

が、さすがに海岸線から垂直にそそり立つ山だけに、絶景とめぐり合うことができる。まだ、今すぐ雨がふるような感じでもない。しばし、かずまると広場で休憩する。

約30分ほど居座って、下山する。下りも結構気をつけなければならないが、あと200メートル位というところで、雨が降り始める。が、幸い、上空の木々が雨を防いでくれる。JRを越えたところで、雨の影響を受け始めたが、もう大丈夫だ。ここで傘を開く。11時を過ぎたところである。

で、降りたところで、地元のおばさんが「ボクすごいねえ、でも、もうこれから半年は登れんよ、まむしがいるからねえ」げげっ!やっぱり、かずくん倶楽部の登山は、GW中の皿ケ峰以降は考えなければならない。登山道というより、道路が整備されている場所に限るべきかもしれない。

さて、そうはいっても、このあたりには挑戦したい山がいくつかある。上が牛ノ峰、これは内子から石畳へバスが出ているので、そちらから上灘へ抜けるコースを考えている。地元の人の話では、車でも上がれるというから、夏場でも登山可能と思われる。

こちらが、明神山。国道56号をバスで犬寄トンネルバス停下車で行けるが、こちらは道がなさそうなので、夏場は無理かもしれない。(2006.04.23、撮影は出撃日)

 

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皿ケ嶺(久万高原町:安直登山)

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皿ケ嶺といえば、松山では有名な山である。また、標高1200メートルを越える山であるが、登山道が整備されている。登山道は東温市(旧重信町)上林からと、久万高原町六部堂及び上畑野川が有名であるが、標高950メートル付近まで自動車で登れ、1時間半ほどで頂上へ登ることができる東温市側から登ることにした。

このルートで行く場合は、地図で943メートルと書かれた場所の近くにある駐車場に車を止めることになる。この駐車場は結構広いのだが、今日は先客が多いらしい。

まずは風穴へと向かう。ここは、地中から年中冷気が噴出してくることで有名である。穴の中には雪が残っていたが、ここは夏場に霧が舞うのを見るのがよいのであって、今はどうということはない。避難小屋があるが、そのまま登山道へ出る。

森林公園に指定されているせいか、登山道はかなり整備されている。11時少し前に登り始めて、大人の足ならば約1時間で竜神平にたどり着くのだが、かずまるの足ならば、約30分近く余分にかかる。

途中の風景は、木々の間からの眺望となる。上の写真が東温市中心部、下の写真が松山方向の風景である。

竜神平は標高1150メートル付近に広がる湿地帯である。多分、水芭蕉で有名な尾瀬と同じようなものと考えていいと思う。ただ、ここの湿地帯は乾燥化が進んでいる。

ここから皿ケ嶺の頂上まではあと100メートル少々ではあるが、かずまるの体力を考えて、ここで引き返す。帰りは途中から雨が降り始め、合羽に着替える。が、幸い雨はやまなかったが、ずぶ濡れになるような降り方でもなく、竜神平から約1時間で元の駐車場へたどり着いた。(2006.04.30、撮影は出撃日)

 

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