小富士山（松山市興居島：安直登山）

平成20年のＧＷ、どこかへいこうと考えて、まずは軽く5月3日（土）に小富士山、4日（日）に遠出をしようと考えていたら、かずまるが2日にダウンした。しかたがないから、3日は養生して、4日に軽ーくのはずの行軍になった。

小富士山は高浜の沖に浮かぶ興居島にある標高282・3メートルの山である。ガイドブックでは往復で1時間50分となっている。従って、なんといっても、そこへ行くまでの間に船に乗れるというのが特徴である。病み上がりのかずまるにはちょうど良いと思われる。

予定では、高浜発13時20分の船に乗って、泊発16時10分で帰ろうと考えていた。が、ここで誤算が生じる。この高浜発13時20分の船は危険物運搬船なのだ。だが、火曜日となっているので、それ以外は乗船できるのかと思っていたら、それ以外は運休だったのだ。高浜港でまるまる1時間時間をつぶして、14時10分発の船に乗って、20分に着く。

この小富士山は航路灯と航空標識灯があるため、下から見ればまっすぐに電線が伸びているように見える。だから、定期的に道のメンテナンスがされているものと思った我々は甘かった。

途中で砂防ダムに続く道が綺麗なので、そちらの方に迷い込んだり、登山道は想像以上に急で滑りやすかったり、思ったよりも眺望がきかなかったり、最後は妻が「先に行って」という始末だし。

が、幸い、そこから先はすぐに頂上にでて、といっても神社しかなく、眺望は全くきかない。それでも幸い携帯電話が繋がるので妻を呼び寄せて、無事登頂。

帰りもあまりスピードは上がらず、船の出発時刻だけが気になったが、幸い泊発16時10分の便には間に合うことができた。ただ、最初の1時間と砂防ダムへの迷い込みが誤算だったし、時間的に16時10分の便には間に合いたかったりで、余裕のない登山であった。

次は、登山ではなく、島をもう少し散策しようと考えたのであった。（2008.05.22、撮影は出撃日）

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