北海道親子3人の旅・回想編

 
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5日目(7月24日・火・最終日)

注意:
【回想】は今回の個人的なものであり、天候、日程的余裕等により変わると思います。

【行程】ウトロ745==知床五湖==知床峠==開陽台==根室中標津空港(航空機・東京羽田経由)1825松山

旅行において、早起きは鉄則!なのだが、この旅行中、かずまるは将棋にはまってしまい、昨夜は深夜0時頃まで、妻と将棋をやっていたらしい。

知床五湖【回想】★★★☆☆
前日同様、今日もコース上に羆が確認できたとかで、閉鎖中。以前ならば、朝鉄砲で脅せば、逃げて言ったらしいが、最近はなかなか逃げてくれないらしい。

仕方がないので、丸太橋を歩いて展望台だけで帰る。向こうに一湖だけがちらっと見えるのが残念。

途中の道で発見したエゾシカ。往路でも1頭発見したが、このエゾシカは道路ぎりぎりに立っていて、万一道路に飛び出たら、接触していたかもしれなかった。
ちなみに、このエゾシカの耳には発信機が取り付けられていた。

知床峠【回想】★★★★★
前日の雷雨が実は伏線になっていた。この時期は割りと視界が開けないらしいのだが、最終日になって、見事に晴れ渡ったのであった。

羅臼岳には残雪が見えるし、南方向には、はっきりと国後島が見える。択捉島も見えないかと思ったが、国後島が大きすぎて、それに隠されてしまったのは残念なところ。

知床峠を越えて、最後の目的地、北海道最大と言われる展望台である「開陽台」へと向かう。だが、そこまでは約85キロ。飛行機の時間が決まっているうえに、空港近くにガソリンスタンドがないため、一度中標津へ行く必要があることから、あんまり時間がない。
しかも、羅臼では、沿線に民家が散在していることから、制限速度50キロが延々と続く。制限解除された後も、道路工事が2箇所ある。想像以上に時間が経つのが早い。

が、薫別でカーナビを無視して、わき道に入ったとたん、目的地までの距離が一気に15キロ減った。しかも、そこからは制限解除の道が延々と続く。まさに、一直線道路で、前を行く車が、一旦消えたりもする。そして、11時40分頃にようやく到着する。

開陽台【回想】★★★★★
360度の展望というには少々偽りがあるが、今日の場合、本当に地平線がはっきりと見える。しかも、東方向は地平線でなく、国後島までがはっきりと見える。しかも、望遠鏡でのぞくと、国後島の家の屋根までがはっきりと見えた。

ちなみに、上は裏摩周方面。

こちらが、アンテナの見える一般的な風景で、南東方向、つまり根室方向。

こちらは、南西方向。歩いてきたときは、一歩ごとに視界が開けたのが判った。真冬の場合は、一面真っ白なわけで、月面を歩いていたかのような錯覚があった。

こちらは、2枚上(南東方向)の左側拡大図。左手に国後島、右手に野付半島が見えるのだが、画面ではよく見えない。

下は、東方向で向こうに国後島が見える。ただ、国後島は思ったよりも大きく、場所的に択捉島は見えなかった。

というわけで、せっかく最後に完璧な風景に出会ったのだが、時間切れで、中標津空港へ。

結局、反省点が一杯残ってしまった今回の北海道旅行でした。が、私は最後まで速度を遵守したぞ!

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